一般社団法人「馬と人との共存・共栄推進協会」概要

組織名: 一般社団法人「馬と人との共存・共栄推進協会」

住所:岩手県八幡平市松尾寄木第1地割1483ジオファーム・八幡平内

代表者: 船橋慶延

設立: 2014年11月

事業内容: 持続可能な馬と人との環境整備の推進


一般社団法人「馬と人との共存・共栄推進協会」のご紹介動画

社団理念に共感・ご支援くださる皆さまをBAFUN(ばふぁん!)と呼ばせていただき、馬と人とが共に暮らしていける世界の実現を共に実現すべく、広くBAFUNの皆さまを募っております。


一般社団法人「馬と人との共存・共栄推進協会」の使命

岩手県八幡平ではじまった、馬と人とが幸せに共生できる持続可能な仕組みを日本中に広めたい


はじめまして、社団法人「馬と人との共存・共栄推進協会」の代表理事の船橋です。

僕たちは、競走馬が引退後も幸せに生活を送れる居場所をつくることを目標として、今年から、古来より馬と人とが密接に繋がりながら暮らしてきた岩手県八幡平を舞台に、温泉地熱を活用した馬糞堆肥づくりと、その馬糞堆肥を利用した農作物栽培をはじめています。




▲岩手県八幡平で飼育されている馬たち


引退した競走馬の飼育費用を生涯まかなう!


僕は障害飛越競技選手としてこれまで活動を続けてきました。

また現在も2020年の東京オリンピック出場を目指して活動しています。

長年、競技を続けてくる中で常に心に引っかかっていたのは、競走馬の引退後の生活についてです。



▲障害飛越競技大会中の僕、船橋と愛馬ビームです。ビームは、白内障による全盲となりこの後に引退、今は社団の牧場で余生を送っています。



▲社団牧場でご機嫌な余生を送る現在のビーム


競馬にしろ、僕がやっているような障害飛越競技にしろ、馬は、人との間の信頼関係を高めることに注力して飼育されます。

他の食用家畜と異なり、もともと食べることを目的に飼育されていないばかりか、高い次元でパートナーシップを築いていくことで、人馬一体となった活躍を目指していく特殊な動物です。

馬に関わる人間は皆、馬との間に密な関係性を醸成することに心を砕きながら、長い時間を馬と過ごしていきます。


僕自身、北海道などで競走馬の生産から関わり、初めて人を乗せるための鞍つけから毎日の調教まで、一貫して馬と関わってきました。

僕にかぎらず、競走馬業界、馬業界の人々は皆、そのようにしてゆっくりと、大切に信頼関係を築いていった馬たちが、その引退後には産業廃棄物のように処理されてしまうこと、処理せざるを得ない状況であることを、いつも言葉にできないほど悲しみ、また悔しく思ってきました。


引退後の競走馬が殺処分されることなく、その後も生涯、馬と人とが共生できる当たり前の世界を実現したい。

ただ、どんなに想いがあっても、馬が引退後も経済的に成り立っていける持続可能な飼育モデルがなければ実現はできません。


そこで僕たちは、馬が幸せに生きていける世界を実現するための挑戦として、馬糞堆肥を活用し、引退馬の飼育費用を生涯まかなえるような仕組みをつくるべく、その第一歩としてここ岩手県八幡平で、馬糞堆肥の生産とマッシュルーム栽培を開始しました。


BAFUN(ばふぁん!)募集!



現在、上記の仕組を利用して飼育されている馬は12頭。おかげさまで一定の成果を上げ始めています。


今後はここ八幡平で動き出した引退馬の循環飼育モデルを日本中に広め、より多くの馬が人と共生していく世界を早期に実現したいと考えています。


この理念と仕組みに共感いただける方をBAFUN(ばふぁん!)と呼ばせていただき、活動を応援いただけるBAFUNの皆さまを広く募らせていただきたく、社団法人「馬と人との共存・共栄推進協会」を立ちあげさせていただきました。


競走馬の99%が殺処分されている現実




競馬界では毎年、約7,000頭の子馬が競走馬として生まれています。毎年、約7,000頭です。

馬の寿命は本来平均で20歳、中には30歳まで生きる馬もいます。

しかし、生まれた競走馬の多くは、活躍できなくなる4歳以降になると、そのほとんどが「殺処分」されてしまいます。


殺処分される理由は様々ですが、怪我や能力不足が原因でレースで期待される成績を残せないと判断された競走馬の多くは引退後の飼育費用をまかなうことが難しく、屠殺されます。

引退後の競走馬の中で、種馬や乗用馬になれる馬はわずかで、天寿を全うできる確率は1%もないと言われています。

屠殺された競走馬は、食用馬肉となったり、動物園での飼育餌やドッグフードに加工、または畑の肥料にされます。

どうして引退後の競走馬を待つ運命はこんなにも過酷なのでしょう。


引退した競走馬の生涯飼育費用1,000万円超をどうやってまかなっていくか?




引退馬の多くが殺処分されてしまう最大要因は、引退後の飼育費用を継続的にまかなっていくことが難しいからです。

一頭あたり年間でかかる飼育費用は約60万円、寿命を全うさせようとすれば、最低でも1000万円以上の生涯費用が必要になります。

この費用を持続的にまかなうことができなければ、競走馬が屠殺されてしまう状況を変えることはできません。

ただ逆にいえば、この費用を持続可能な形でまかなうことができる仕組みをつくることができれば、多くの引退馬の居場所をつくってあげることができるといえます。


馬糞堆肥を活用して馬の居場所をつくる!




僕たちは、そのための仕組みとして馬糞を活用した堆肥づくりと、その馬糞堆肥を活用した農作物栽培に大きな可能性を感じ、今年から実際の運用を岩手県八幡平で開始いたしました。


馬糞は実は、多く堆肥活用されている牛糞や鶏糞と比較しても、堆肥原料として非常に優れており、馬糞堆肥は非常に有用な肥料になり得ます。

馬は牛と違って咀嚼(そしゃく)が荒く、また胃が小さくて腸が長いために、食べたものを十分に分解しきらない状態で無数の微生物とともに輩出します。

こうした微生物の働きによって発酵が確実に進むことで、安定して70度以上の高温になり、雑草の種子や悪性の雑菌も死滅するなど、馬糞は非常に堆肥化しやすい特徴を持ちます。

また水分量が少ないため非常に軽く、また匂いがしないため活用しやすいという利点もあります。


ただ近年は、こうした利点にも関わらず、馬自体の飼育個体が少なくなったことで、堆肥をつくるのに十分な馬糞を確保することが難しく、活用が広がっておりませんでした。

今後は引退馬を活用し、馬糞堆肥の消費量を拡大していくことで、より多くの引退馬の飼育費用をまかなっていくことが可能だと僕たちは考えています。


八幡平の温泉地熱を活用し、良質な馬糞堆肥を安定生産




馬糞は60-70度で自然発酵をはじめ、約8ヶ月で堆肥となります。

課題は発酵熱が保てない冬期の安定生産でしたが、僕らの暮らす岩手県八幡平では、周辺に湧く南八幡平温泉の熱水を利用して、年間を通じて安定的な馬糞堆肥生産を可能にしています。


※上記地熱利用に伴っては、経済産業省の地熱開発理解促進関連事業の支援補助金の採択を受けて実現いたしました。


耕作放棄地の放牧利用による草原風景の保全




また引退馬を放牧させることで、草原風景の保全効果も期待できます。

地主の高齢化などで手入れをされなくなった耕作放棄地に生える雑草も、馬たちからすれば 貴重な美味しい青草。

草刈りの労力や、燃料エネルギーを無駄にすることなく、美しい草原風景を取り戻すことが可能です。

八幡平に限らず、日本中に美しい風景が溢れていくと思うと、なんだかワクワクしませんか?


マッシュルーム栽培の成功




そんないいことづくめの馬糞堆肥活用。

持続可能な引退馬飼育という仕組み実現への第一歩として、今年からマッシュルーム栽培を岩手県八幡平で開始しました。


マッシュルームは古代ギリシャ、古代ローマの時代から馬糞などに自然に生えたものを利用しています。

人口堆肥でも栽培可能になった現在でも、国内のマッシュルーム生産地として知られるところはやはり競馬場や競走馬のトレーニングセンターなどの近隣に位置しています。


おかげさまで馬糞堆肥の生産とマッシュルーム栽培は順調に成果を上げており、持続的に馬の居場所を生み出せる経済モデルができてきました。

現在、馬糞堆肥から生まれる収益で12頭の馬を飼育しています。

今後はマッシュルーム以外の農作物への活用はもちろん、全国での馬糞堆肥活用を推進し、より多くの馬を飼育できる環境整備を整えていきたいと考えています。


馬糞堆肥を活用した農作物栽培を全国に広げることで引退馬の居場所をつくりたい




今後、馬糞堆肥の活用が増えることが、多くの競走馬の引退後の居場所をつくる糧になっていくと思い、馬糞堆肥を活用した農作物栽培を日本中により広めていきたいと考えています。

八幡平で生産された馬糞堆肥を全国の農場で活用してもらうことで、馬糞堆肥の生産量を拡大し、それに伴ってより多くの競走馬の引退後の生活を支えられる体制を強化していく予定です。


馬糞堆肥活用事例1. 馬糞堆肥を活用したマッシュルーム栽培(ジオファーム・八幡平)




社団法人「馬と人との共存・共栄推進協会」と協働し、同じく僕が代表を務める「ジオファーム・八幡平」では、現在4棟のハウス内で、馬糞堆肥を活用したマッシュルーム栽培を行っています。

岩手県内や東京都内への販路開拓も順調に進んでおり、年間50トンまで出荷量が伸びていいます。

今後は年間100トンの出荷を目指しています。


馬糞堆肥活用事例2. 都市部の屋上緑化での馬糞堆肥利用(銀座ミツバチプロジェクト)




銀座ミツバチプロジェクトは、都市と自然環境との共生を目指し、2006年に銀座の屋上で養蜂をスタートし、銀座を中心にビルの屋上緑化を推進しているNPO法人です。

現在軽量で臭いがしない点から馬糞堆肥を活用いただいています。 


人と馬とが共生していた、かつて当たり前だった風景を取り戻したい




僕が暮らす岩手県を含む東北地方一帯は、古来より日本有数の馬産地で、特に岩手における、馬と人とのつながりは長く深いものがあります。

古くは敵陣に挑む戦友であり、日々を共に歩む家族でした。

軍馬として、農耕馬として、いつの時代を覗いても人の暮らしには馬が寄り添っていたのです。


馬糞堆肥とともに、馬の居場所を日本中の畑に広げることで、馬と暮らす風景を日本中に取り戻す


現在、当プロジェクトに欠かせない馬糞を生み出している馬たちは、協働組織である「ジオファーム・八幡平」が管理する牧場で大切に育てられています。




今後、馬糞堆肥を活用し、日本中の畑のまわりに馬の居場所をつくることで、馬と人とが当たり前に一緒に暮らしていたかつての風景を取り戻していくことを目指しています。

こうした理念に共感いただける方をBAFUN(ばふぁん!)と呼ばせていただき、馬と人とが共に暮らしていける世界の実現を早期に実現すべく、広くBAFUNの皆さまを募らせていただきます。

多くのBAFUNの皆さまの登場を願っております。どうぞご支援よろしくお願いします。


暴れん坊将軍 松平健さんも当プロジェクトを応援しています!



(株式会社三喜プロモーション提供)


私と馬との出会いは時をさかのぼること四十数年。まだ劇団に 所属していた頃、時代劇のエキストラで馬に乗るシーンがあって、それが初めての乗馬体験でした。その後『暴れん坊将軍』吉宗役で何度も馬に乗るシーンを演 じました。馬の背に乗って草原や砂浜を駆け抜けるのは、今思い出しても、とても素晴らしい体験でした。あの頃私は、馬が人と深いところでつながることがで きる動物であることを知りました。考えてみれば私は、馬たちにずいぶん世話になってきたんだなあと思います。


そんな馬たちが、自分の役割を終えたあとも幸せに生きてゆける場所を作ること。馬糞を堆肥として利用して農作物を栽培し、持続可能な仕組みを作っていこうというのは、とても素晴らしい試みだと思います。私もこれまでこうして馬とのかかわりを持った者として、みなさんの試みを心より応援しています。日本中にこの取り組みが広がりますように。


松平 健

 


プロジェクト協力いただいている全国乗馬クラブ一覧




現在、下記の全国乗馬クラブにもご協力いただき、馬と人とが共存共生できる世界の実現を目指しております。


ノーネームランチ  (北海道)

クラークホースガーデン(北海道)

ラ・コリーヌ・オ・シュヴォー(北海道)

フラノトレッキングサポート 遊馬  (北海道)

遊馬ランド グラスホッパー(北海道)

乗馬クラブ ERDE(青森)

乗馬クラブ クレイン仙台泉パークタウン(宮城)

乗馬クラブ クレイン栃木(栃木)

守谷乗馬クラブ(茨城)

乗馬クラブ クレイン茨城(茨城)

乗馬クラブ クレイン竜ヶ崎(茨城)

乗馬クラブ クレイン千葉 富里(千葉)

 ASANO HORSE LIFEing(千葉)

ホーストレッキングパーク館山(千葉)

東武乗馬クラブ&クレイン(埼玉)

乗馬クラブ クレイン伊奈(埼玉)

乗馬クラブ クレイン東京(東京)

エクウスライディングファーム(神奈川)

乗馬クラブ クレイン神奈川(神奈川)

八ヶ岳ロングライディング(山梨)

ウェスタン乗馬クラブ パディーフィールド(山梨)

ヴィテン乗馬クラブ・クレイン金沢(石川) 

乗馬クラブ クレイン恵那(岐阜)

ホースインフジ(静岡)

天城ホースビレッジ(静岡)

パロミノ・ポニークラブ(静岡)

奥山高原乗馬クラブ

三国ウエスト農場 (愛知)

クレイン京都(京都)

乗馬クラブ クレイン大阪(大阪)

ニッケ乗馬クラブ・クレイン加古川(兵庫)

クレイン奈良(奈良)

乗馬クラブ クレインオリンピックパーク(奈良)

乗馬クラブ クレイン三重(三重)

名鉄乗馬クラブ クレイン東海(三重)

両備乗馬クラブ クレイン岡山(岡山)

乗馬クラブ クレイン倉敷(岡山)

乗馬クラブ クレイン多々良(山口)

乗馬クラブ クレイン福岡(福岡)

乗馬クラブ・クレイン湯布院 (大分)

波ん馬ホースライディング(沖縄)

久米島馬牧場(沖縄)

うみかぜホースファーム(沖縄)